25号2011年12月20日

今号の巻頭インタビューは昆虫採集歴50年の池田清彦さんにゲストでご登場頂きました。大学教授であり、生物学者であり、『ホンマでっか!? TV』のコメンテーターでもある池田さんに、ご自身の気分転換法をうかがいます。

病気の窓(25) 「内臓の大連立」赤瀬川原平さん
赤瀬川原平さんによる、人気エッセーです。「病気から見えてくるもの」をテーマに執筆していただいています。今回は「内臓の大連立」です。
わたしの気分転換(17) 「~虫採りで、頭より体を動かす。それがなにより楽しい~」池田清彦さん
各界でご活躍されている方々に、ご自身の気分転換法をうかがう巻頭インタビュー。今回のゲストは、生物学者の池田清彦さん。最近は「ホンマでっか!? TV」のコメンテーターとしてもご活躍されています。「多忙な仕事の合間に熱中している昆虫採集。これがなによりの気分転換!」と池田さん。大きな網を片手にチョウを追う姿はまさに永遠の“昆虫少年”です。
メディカル・スコープ(3) 「子宮頸がん予防ワクチンって本当に安全?」
新聞やテレビで話題のニュースを解説するコーナーです。今回のキーワードは、子宮頸がん予防ワクチン。監修は、横浜市立大学附属病院化学療法センター長で産婦人科医の宮城悦子先生です。子宮頸がんの基礎知識から、ワクチンの安全性、対象年齢、費用などについてうかがいました。
よくわかる医療最前線(25) 「関節リウマチの最新治療」
“正しい疾病情報”を伝えるページ。今回は、「関節リウマチ」を取り上げます。監修は、慶應義塾大学医学部リウマチ内科教授の竹内勤先生です。近年、新薬の開発によって関節リウマチの治療はめざましく進歩しています。
病院生活の基礎知識(25) 宮子あずささんに聞く!「認知症とのつきあい方」
病院生活をよりスムーズに、快適に送るために必要な基礎知識を解説するコーナー。第25回のテーマは「認知症とのつきあい方」です。認知症の症状や受診するタイミングから、認知症の方とのつきあい方まで、看護師であり、作家としてもご活躍の宮子あずささんがアドバイスします。
新連載「3ステップでつくる! からころ元気食堂」(2) 「血圧が高めの人」
人気コーナー「からころ食材研究所」に続く新連載第2回。毎回気になる症状別におすすめの献立を紹介します。第2回は「血圧が高めの人」。かんたん3ステップでつくれる主菜のレシピ、さらに各メニューの栄養価、食材のアレンジ術までご紹介します。監修は、管理栄養士で料理家の牧野直子さんです。
息ぬきマンガ 「病院とわたし(25)」
花くまゆうさくさんによる息ぬきマンガ。今回のテーマは「認知症とのつきあい方」です。
からころなんでも相談室(17) 「“難病”ってどんな病気?」
読者の皆さまから寄せられた健康や医療に関する疑問を調査し、解説するコーナーです。今回のテーマは「難病」。お話をうかがったのは、厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会委員長をつとめる金澤一郎先生です。難病の定義から、さまざまな支援制度、課題までわかりやすく解説します。
生出先生のおくすり教室(10) 花粉症の薬の選び方
薬の基礎知識を学ぶ人気コーナーです。監修は、日本薬剤師会副会長の生出泉太郎先生です。今回は「花粉症の薬の選び方」。「花粉症の薬を飲むと眠くてしかたがない」「毎年花粉症でつらい」という方には、“第二世代”抗ヒスタミン薬がおすすめです。
うららかピープル(23) ~命をつなげなくて、どうしますか。誰にでも生きる力と権利があるんです~
医療現場で活躍されている方や病気に向き合っていらっしゃる方のインタビューページ。今回は、匿名で赤ちゃんを預かる「こうのとりのゆりかご」を運営する熊本・慈恵病院の看護部長、田尻由貴子さんです。「虐待死や遺棄などしてほしくはないけれど、せざるをえない人もいる。傍観者ではいられない、という気持ちで始めました」と田尻さん。強くてあたたかい、命への思いをうかがいました。
からころ通信 読者からのお手紙を紹介する「おたよりひろば」、言葉のエッセー「からだのコトバ 豆知識」、医療に携わる方からのおたよりを紹介する「FROM医療現場」、病気や健康にまつわる川柳を募集する「からころ川柳」など、さまざまな小コーナーからなる読者ページです。
巻末ポエム 「そらのいろ」高橋順子さん
詩人・高橋順子さんの詩を掲載しています。今号は「かぐわしい木」。イラストレーターは、平野瑞恵さんです。