緑内障の父

おたよりひろばにあった「目の見えない母にかける言葉」を読んで共感しました。
88歳の私の父も緑内障で、右目は見えず、
左目は鍵の穴程の小さい視野のみでほとんど見えない状態です。
テレビのニュースはイヤホンで聞いていますが、ドラマなどは見なくなりました。
しかし、「死にたい」ということは言っていないので、それが家族にとっては救いです。
なるべく、父には茶碗や鍋を洗ってもらったり、洗濯物を運んでもらったり、
家事を手伝ってもらっています。
見えなくても足腰が動くのであれば、出来ることはあると思うので、
父の体や精神衛生上も良いと思い、手伝ってもらいます。また、公園などにも一緒に行って、
風や光を体で感じることも良いですね。
【T・Sさん(50代)秋田県由利本荘市】
 
<編集部コメント>
お父さまも役割があることがとても嬉しいんじゃないでしょうか。
それに、体に不調がある時は、そこばかりに集中してしまうので、
外に出て風や光を感じることが本当に大切ですよね。